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よい土とは、簡単にいうと
根の呼吸に必要な酸素を含むための隙間があり、
通気性がよいこと、適度に水を含む保水性のあること、
養分を含んでいる、または含みやすい保肥力のあることです。
◆ 空気と水の通りがよい土 ◆
根は酸素呼吸をして養分や水分を吸収しています。
通気性が良ければ、根が呼吸して排出した
炭酸ガスなどの不要なガスは、大気中に飛散します。
さらに排水性もよく、水やりのたびに古い空気と
新しい空気の全面的な入れ替えが行われると理想的です。
もし、排水性が悪いと、根は過湿で酸素不足になり、
根腐れをおこすでしょう。
しかし、空気と水は土粒間のすき間に共存しているので、
空気の通りやすい土は、すなわち排水性の良い土でもあります。
◆ 水もちの良い土 ◆
よい土の条件は、
通気性、排水性と保水性を両立させていることです。
通気性と保水性は、
あちらを立てればこちらが立たず、の関係なのです。
2つを両立させるには、
原土に有機物(腐葉土・ピートモスなど)か
人工砂礫(バーミキューライト・パーライトなど)を混ぜ、
その物理性を改善することです。
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