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野菜を作るには、畑の土pH値で表示され、
pH4〜6を酸性土、pH8〜9をアルカリ土といいます。
まず、最初に畑を耕すときに、値を測る方がいいでしょう。
ほとんどの野菜は酸性を嫌い、
弱酸性からやや中性(pH6〜7)の間が適しています。
簡単な測り方は、適当な量の土をコップに取り、
その土の重さの倍の水で溶かし、
上澄み液にリトマス試験紙を浸けることで測定できます。
野菜を作るたびに土は酸性度が強くなるので、
収穫の後、畑を耕すときに畑全体に石灰または苦土石灰を
1uあたりに200〜400gくらいを混ぜ、よく耕します。
ここで、気をつけることは
一度にたくさんの石灰を施さないことです。
アルカリ化しすぎになるとマグネシウムや鉄分などを
吸収しにくくなります。
肥料のやりすぎは
根をいためることもありますので注意しましょう。
わら、刈取った草、枯葉、野菜屑、木屑などで堆肥を作ります。
野菜屑や木屑は、畑の隅などで穴を掘り少量の堆肥と混ぜ
十分に腐らせてから使います。
堆肥を作れない場合は市販の腐葉土や
植物性の堆肥で大丈夫です。
大事なのは、堆肥を畑に入れ深く耕して
土に空気を含ませるように混ぜることで土が団粒化し、
通気性や保水性もよい状態の土が出来ます。
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